こんにちは。
先日の休みに、家族で茨城県の水戸と大洗方面へ旅行へ行ってきました。
水戸の偕楽園にも立ち寄り、ちょうど今は梅まつり開催中でしたので多くの人が梅の花を楽しんでいました^^
梅の花、いろいろ
娘から「花の一重と八重ってどんな違い?」と聞かれたので、花びらの枚数や付き方の違いを見比べながらの散策。
言葉で何となくイメージできても、実際に見るとよく分かりますよね^^
そして梅も品種の多いこと!
梅の系統、咲く時期、咲き方、花の色もそれぞれ。
「付けられた名前と花を見るのが楽しい♪」と娘、満喫していました。よかった^^
金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつで、1842年に水戸藩第九代藩主の徳川斉昭によって造られた偕楽園。
『一張一弛(いっちょういっし)』
弓を張ったりゆるめたりする意味とのことで、文武に集中したら、その緊張をゆるめてリラックスする時を過ごす。
そのバランスを大切に、心身休まる庭園として造られたそうです。
そして庭園の梅は、非常食・保存食としても蓄え、利用する目的もあったそうです。
愛でる梅だけではなく、生きるための梅でもあったのですね。
あちらこちらで ねじれがすごい老木がありました。
これからもっと花開いてきますね^^
見ていくうちに、それぞれのお気に入りの梅花を見つけました^^
娘のお気に入りは「水心鏡(すいしんきょう)」と「道知辺(みちしるべ)」
『水心鏡』 野梅系 早咲き・八重咲き 白花
『道知辺』 野梅系 中咲き・一重咲き 紅色
私は「満月」と「月影」。訪れた日がちょうど満月の日でしたので、印象的でした^^
『満月』 野梅系 早咲き・一重咲き 白色
『月影』 野梅系 早咲き・一重咲き 青白色
今日の一枚は、
上の4種に「巻立山(まきたちやま)」と「酈懸(てっけん)」を加えた6種描きました^^
『巻立山』 スモモ系 中咲き・一重咲き 紅白咲き分け
『酈懸』 野梅系 中咲き 花弁退化
園内には孟宗竹林、杉林などの道もあり、ひんやりと落ち着いた散策路でした。
ここは偕楽園の「陰の世界」、梅林は「陽の世界」として対の場所を設けたそうです。
陰と陽、緊張とリラックスなど、対をなしてひとつ。調和なのですね。